コンペで負けた時の心がけ。
先ほどコンペで自分たちが提案した企画が不採用だった連絡を受けました。
個人的にはコンペには結構参戦してきたほうじゃないかなと思っています。勝率は微妙なところかもしれませんが、ご発注いただくケースもあるし、そうならないケースもあります。
ご発注いただけなかった時はそういうもんだと受け入れることもあったと思います。
ただ、今回のコンペについてはぜひこの仕事をしたいという思い入れがありました。
それは、スタッフが自分たちのユニットが目指すものを定義し、それを進めるためにはうってつけの提案依頼だったからです。
自分としても、それに協力しぜひご発注いただいて、社内の今後の流れに勢いをつけたいところでしたが、結果は残念なものとなりました。
企画の選定理由はつまるところ他社の企画のほうが優れていたのひと言に集約されるのですが、図々しくも自分は色々聞かせていただいておりました。
チーム一丸で臨んだコンペ。
その時に考えうるアイデアや持っているスキルを駆使してプレゼンに望む経験というのは、コンペに参加する機会が少ないスタッフにとってはとても勉強になるし、仕事をいただくには本当に大変だという気持ちになったかと思います。
■「仕事をした」と言えるのは仕事を依頼されて納品した時だけ
ただ、我々プロが仕事をしたと言えるのは仕事を依頼されて納品した時だけが言えることです。
その仕事にベストを尽くせたかどうかの評価は別次元の話しで、受注をしなければやはり「仕事をした」とは言えません。
コンペを勝つためにも何を考え、誰を信頼し、誰を中心に企画を練り上げ、お客様にどう伝わりやすくするか。
内容から伝え方まで本当に色々あるんだなと思ってもらえたかと思います。
■予習よりも復習
プレゼンに行く前にイメージしたことと、行った後に抱いた印象というのはまったく違ったと思います。
自分の目や耳で感じられるお客様の受け取りかたや、どんな人がいてその背景にはどんなことがあるのか。
事前に情報を模索し計画することは大切だが、それがすべてではない。やはり現場で感じたことが最も重要な情報になるでしょう。
提案した企画内容を見つめなおし、選定理由を聞いたあとは何が違ったのか、次回はどうすればいいのか。
この復習の仕方やまとめ方が仕事の質を大きく左右すると思います。
次にそのような機会が巡ってきたときには、またその時の全力を尽くせるように日々復習を繰り返していくことが大事かと思います。
次こそは!