努力は人を裏切る
年始一回目(おそ)のブログ記事から仰々しいタイトルをつけましたが、このタイトルは自分が考えたものではないんですよね。
あー自分の言葉だと言いたい。心の底から言いたいぃい
なんてバカな事を書いていますが、この言葉はゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげる大先生の言葉であります。
1943年、夜間中学3年生在学時に召集令状を受けて出征した。陸軍二等兵として、ラバウル・ニューギニア戦線に従軍して過酷な戦争を体験。爆撃を受け左腕を失う。一方で、現地民のトライ族(英語版)とは親しくなり、ニューブリテン島に残ることも希望したが適わず、再会を約束して帰国した。
復員後、貧窮により画家になるのを諦め、生活のために始めた紙芝居作家を経て上京。1958年、貸本漫画『ロケットマン』で貸本漫画家としてデビュー。1961年、布枝婦人とお見合いで結婚。
何を言うより誰が言ったかが重要と再認識してしまう言葉でありますが、苦労人の水木しげるさんだからこそ響いてきます。
その心は捉える人にもよるのでしょうが、好きなことをがむしゃらにやってみる。だけど必ず成果がつくわけではない。成果が出ないのが人生だ。というように受け取れます。
水木しげるさんご自身は40才を越えるタイミングでようやく漫画家としての成功を掴みとられます。
それまで苦労した生活を営むうえで周りにも当然のように苦労人がいて、その努力も目にしてきたけど成功しない人をたくさん見てきたのだろうと容易に想像できます。
翻って私どもの仕事に置き換えても楽しいと思えるようにすることは大事、まずはやってみることも大事かと思いますが、そうは言ってもうまくいかないことがあるんだから、少し肩の力を抜いてみることも大事でしょう。
つまり、1日1日を丹念に充実させていくことが大事なんだと改めて思った次第であります。
年始らしい宣言めいたものは特にありませんが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ちなみに、1年前の年始ブログ記事もたいしたことを書いてなかった…ブログ記事がんばります!とか書いておいてそんなに続いてないし。
まぁ、年始の宣言ってそんなもんだよね。