色は匂えど散りぬるヲ

株式会社アジケ代表のブログ。清濁併せ呑むようなものが好物です。

UXデザインとマーケティングオートメーションが共通する部分

f:id:dubhunter:20160314192303p:plain こんにちは。梅本です。

今日はUXデザインとマーケティングーオートメーションで共通する部分があると感じているところをまとめました。

UXデザインは試しながら成果を模索していくもの

UXデザインの定義は何か?というは、2016年現在もまだ議論が活発な部分です。

UXが一般的にはある製品やサービスを利用したり消費したりするときに得られる体験の総称とされるので、UXデザインはその体験における課題を抽出し向上(解決)していくための設計等がUXデザインの定義に近いのかと思います。

※ユーザーの利用時の状況や時間軸が大事という前提はあります。

デジタルマーケティングは施策を実行しながら知見をためる

翻って、MAというのは日本では比較的新しい概念です。

デジタルマーケティングでは、データドリブンやビッグデータなど多くのデータを保有し、それを分析するためのノウハウが必要と思われがちです。

それも重要なのですが、仮説やそれを検証をするための方法やデータがあれば、まずは実行をしてみるというのが大事です。

UXデザインと同じで、顧客視点を中心にした行動フローを想定し、施策をうち、それを検証していくことが求められます。

UXデザイン時の一番大きな課題

これはUXデザインを実務として行ったことがある人なら共感できる部分かと思いますが、UXデザインを導入することに対して経営層もしくは意思決定者と合意を取れているかという点です。

なかでも、経営層と「顧客を知ることの重要性」を共有しておくことは大事です。

ここが合意されていないと、

  • 経営層(意思決定者)がデザインプロセスに参加していない
  • 単純なビジュアルで判断される。(なぜそうなったのか?というプロセスがないため、仮説が共有できていない)
  • ファーストビューに●●が欲しい、もっと大きく。etc

などの修正指示が入ることがあります。これではせっかくユーザーの調査やヒアリング・議論を重ねてきて出てきたアウトプットが、顧客を見ていないデザインになります。

重複しますが、意思決定者と顧客を知り、それに対してデザインアプローチを試みていくという考え方がとても重要です。

マーケティングオートメーションツール導入にあたっても、経営層と顧客を知ることが重要

UXデザインの課題と同様に、MA導入にあたっても、経営層と顧客を知ることの重要性を共有しておくことは大事です。

MAツールを提供しているサービス会社は多くあります。

どのツールを導入するのか?は組織の状況によって判断軸が異なるでしょう。

担当者の方は、どのツールが良いという判断もあるかと思いますが、組織を巻き込んだかたちでどのツール、運用体制があっているのかを検討していくことが重要になります。

UXデザインとMAが共通する部分のまとめ

  1. クリエイティブや施策などのアウトプットによって、行動と改善スピードを繰り返して行えるかが重要 
  2. 顧客の気持ちや行動を中心にした、クリエイティブやマーケティング施策をうつこと。
  3. 経営層と一緒に顧客を知ることの重要性を共有すること

何か参考になる部分はあったでしょうか?

ここが違う。とかここをもっと知りたい。等があればぜひお知らせください。

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では。