色は匂えど散りぬるヲ

株式会社アジケ代表のブログ。清濁併せ呑むようなものが好物です。

Yahoo!JAPAN がeコマース新戦略発表会をおこないましたね

2013/10/07 15時からYahoo JAPAN! がeコマースの新戦略を発表していました。

USTREAM で流れていたので仕事を中断して30分ほど見ておりました。

http://recommend.yahoo.co.jp/ec/

 

プレゼンを行ったのは孫さんですね。Yahoo ! Japanの孫さんを見かけるのは久しぶりのような気がします。

ちょっと今後の仕事に関係がありそうだったので、ざっくりメモをしておきます。

テーマはeコマース革命

プレゼンで強調していた施策は以下の2つです

1.無料

  • 毎月の出店料
  • 出品数の上限 なし 無料
  • 売上のロイヤリティ 無料
  • Yahooオークションの利用料 無料
  • 飲食店への予約成立時サービス利用料、無料

この無料にした部分を見ていると、プラットフォーマーとしてはどこでお金を儲けるのでしょうか?

 

2.自由

  • 顧客へのメール送信、自由
  • 自社サイト送客 自由

目指しているもの

国内ECストアでの

  • 取り扱い商品数No.1
  • EC流通総額No.1
    を目指している

 

というのが、大まかなところでしょうか。

詳細な情報はプレスリリースに書かれておりましたので、気になるかたはそちらを御覧ください。

http://pr.yahoo.co.jp/release/2013/1007a.html

 

EC業界おもしろいですね。

ベンチャー界隈では1年くらい前から無料の EC サービスがいくつか出ていたと思います。

無料でストアをつくって、利用する機能に応じて課金をしていくというのがベーシックなビジネスモデルですね。

ところが、Yahoo! Japan のプレスリリースおよび発表だと Yahoo がどうやって稼ぐのかがちょっとわからなかったです。今後の情報に期待したいと思います。

 

それにしても、大きなショッピングモールが無料で EC サービスを提供してきたというのは、今後の EC 業界にとって大きな影響があるのは間違いないと思います。

 

Amazon や楽天を意識しているのは明らかですが、プレゼンの中では売り手と一緒にEC業界を変えていくというメッセージを強調しておりました。

 

資本力のある巨人が規模を武器に業界を変えていこうというのはやはりワクワクしますね。

 

C to C や B to C という考え方も大事ですが、事業責任者は、どこの EC プラットフォームを選択するかで、売上や運用費も大きく変わってくることが間違いないので、知っている情報をどう組み合わせていくのか楽しみなところです。