CRMサービス大手のIntercomがリアルタイムチャットサービスを提供開始
近年、見込み客を優良顧客にするためのマーケティング論が盛んだ。
「CPAからLTV」という言葉も見かけるようになった。
顧客を獲得するための活動ばかりを重視するのではなく、どういうサービスを提供することで、持続性の高い優良顧客になってもらうのか?など入口から出口までのマーケティング活動ができる考え方に注目が集まっている。
Intercom は CRM サービスを提供している大手のひとつだ。 その Intercom から既存サイトやモバイルアプリにチャット機能を埋め込めるサービスをリリースした。
Real-time Messaging | Intercom
こういったチャットサービスは最近少しずつだが見かける機会が増えている。
チャットサービスを使うことで、リアルタイムに訪れている顧客の課題を解消し、ファンになってもらうための起点として稼働し、持続的な関係を継続させることが狙いだろう。
他のチャットサービスと違うところは対応顧客の優先度を決められるところ
他のチャットサービスと比較するために管理画面をチェックしてみた。 優先度の高そうな顧客からメッセージをやりとりできるような設計思想になっている。
サービスを始めたばかりで、カスタマーサポートが少ない企業にとっては対応先の優先度をつけることができるのは嬉しい機能かもしれない。
もちろん、サービス全体の質を高めることが求められるだろうが現実的には優先度というものもあるだろう。
ちなみに日本語対応はしているとのこと。 私も先ほどチャットで問い合わせてみた。 おもしろい。